「恥骨痛がつらい」妊娠5ヶ月 Fさん(大垣市)

現在の症状と過去の経緯

リーティ公式ラインからご予約のFさん

ご予約時の症状欄:恥骨痛

来院されて問診表に記入頂いた内容を確認すると、

  • 恥骨痛
  • 股関節痛
  • 腰痛

と3つの症状があり、その中でも2ヶ月前から徐々に悪化している恥骨痛が酷く、寝る際に痛みで寝られない状態です。

恥骨説明図

つわりが酷く殆ど動けていないことが原因ではないかと話すFさん。

産婦人科にて定期検診で相談するも、特になにかしてもらえることもなく時間が過ぎるのを待つだけで心配になりリーティにご相談いただきました。

つわりが治まってきたので運動しないといけないと思い動こうとしたのですが、3箇所の痛みが酷くなっていて痛くてそれどころではない状態になってしまったそうです。それを踏まえて検査、施術をどう進めていくかの内容を説明しました。

検査

座っていてもずっと痛い状態で、椅子から立ち上がろうとする動作で更に痛みが出ます。

歪みは座っている時に既に骨盤股関節が大きくズレていました。

全身の筋肉の状態も無意識に力が入ってしまい筋肉が過剰に硬直した状態です。

特に下図の恥骨筋や内転筋郡は上手く動かせないほどの硬直度合いでしたので今回のような痛みが出るはずです。

内転筋群

施術内容を提案

今のFさんのカラダは全身にかけて緊張が入っておりましたので、先ずは全身にかけて筋肉を緩める施術を行った後で骨盤周囲の筋肉に対して施術する順番で提案しました。

股関節の動きをご自身でゆっくりと動いてもらいながら異常な箇所をFさんに確認して頂き、その動きの関わりをゆっくり説明しながらどのように 施術するかを細かく説明していきます。

Fさんも説明内容が腑に落ちた様子で今までの生活から来ていることも理解されていました。

施術開始

最初の15分ほどは全身の筋肉の緊張を優しく取り除く基本となる施術を行いました。

その後、全身の施術の中でも特に状態の悪い骨盤周りを施術していきます。

股関節の可動範囲を確認するとFさん自信が緩ませたくても緩まないほどガチガチに緊張しています。

この時に無理に動かしたりマッサージのような押したり揉んだりすると更に悪化する恐れがありますので、ゆっくりと筋肉の反応を見ながらやさしく丁寧に施術していきます。

股関節は360℃ぐるっと自由に動けるような構造なのでそれを支える筋肉も非常に多くそれを1つずつ緩めていきます。

この時点で施術時間が終了してしまいましたが、股関節の動きが自然に弛むようになり可動範囲も広がりましたね。

Fさんに10段階で恥骨痛の度合いを10段階でお聞きすると半分の5まで痛みは減少していました。

本日の施術はここまでです。

施術後の確認とアドバイス

今回の施術はいかがでしたか?

Fさん「じっとしている分には痛みはなくなりましたが、立ち上がり時にまだ痛いです」と1歩前進しましたね。

今日はゆっくりと寝られることを期待しつつお家でもできるセルフケア方法をお伝えしました。

今回の施術で痛みの原因が筋肉だったことがハッキリしてきました。

痛みが無くなれば動きやすくなり、妊娠中の運動量も増え胎児の発育に必要な血流も増加することでしょう!

妊娠中でも安全に受けられる施術を求めて来られたFさん、『本当に痛くない施術なんで不思議でした』と話されていました。

自然に逆らわず動かすことがこんなにも優しく安全に変化をもたらす事を知って頂けたようで私も嬉しいです。

Fさんは2日後にご予約を入れ、次回来院時までの変化を覚えてもらうようにお伝えしました。

変える際には普通に痛み無く歩いているので『動きが速く大きくなっていますね』と伝えると嬉しそうに『ホントですね、気をつけます。』と嬉しそうに笑顔で帰られました。

皆さん痛みが無くなるとつい動き過ぎてしまいますので、様子を見ながら無理なく適度に調整してくださいね。

Fさん家事はゆっくりで大丈夫です。旦那さんにも協力をお願いしてくださいね。

妊婦さん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA